日本ハム・野村 看板直撃の先制7号「やっぱり、1軍でやってなんぼ」13日に1軍昇格したばかり

スポニチアネックス6/15(日)6:00

日本ハム・野村 看板直撃の先制7号「やっぱり、1軍でやってなんぼ」13日に1軍昇格したばかり

<日・広>2回、先制弾を放つ野村(撮影・高橋 茂夫)

 ◇交流戦 日本ハム5―0広島(2025年6月14日 エスコンF)

 若き主砲が復活のアーチを描いた。日本ハムの野村佑希内野手(24)が14日、広島戦(エスコン)に「5番・一塁」で先発出場。0―0の2回先頭で、左越えの先制7号ソロをマークした。7回には中堅フェンス直撃の適時三塁打を放つなど2安打2打点と爆発。前日13日に左内腹斜筋肉離れから約1カ月ぶりに1軍昇格したばかりだが、完全復活を印象づけた。

 復活を告げる快音が、鳴り響いた。球場中の視線を集めた白球が左翼2階席の看板に直撃すると、ダイヤモンドを回る野村を大歓声が包み込んだ。先月13日のオリックス戦以来、約1カ月ぶりの7号ソロ。左内腹斜筋肉離れから復帰後初アーチに、自身もファンも酔いしれた。

 「良かったです。しっかり打球が上がるのは僕の特長でもある」

 0―0で迎えた2回先頭。今季ここまで1本塁打しか浴びていない広島・床田から、豪快な先制弾を左翼スタンドに叩き込んだ。4点リードの7回2死一塁では、中堅フェンス直撃の適時三塁打。あとわずかで本塁打という当たりに、お立ち台では「パワーがないことは分かったので」と、冗談交じりにおどけてみせた。

 先月15日に出場選手登録を抹消された翌日。新庄監督から紹介された都内の治療院に足を運んだ。マイナス196度の液体窒素で体を冷やすことで、筋肉の回復が見込まれるクライオセラピー。計5回以上通ったが、治療費は全て指揮官のポケットマネーだった。「本当にありがたかった」と野村。早期回復を手助けしてくれた指揮官のためにも、結果で恩返しがしたかった。

 「やっぱり、1軍でやってなんぼ。この舞台で結果を出すのが大事。最後までしっかり自分のポジションを確立してやっていきたい」。昨オフに新庄監督から指名され、序盤の打線をリードした「4番」にこだわりはない。指揮官への全幅の信頼を置くからこそ、与えられた場所で輝き続ける。(清藤 駿太)

関連記事

おすすめ情報

スポニチアネックスの他の記事も見る

主要なニュース

6/23(月) 14:00更新

スポーツの主要なニュースをもっと見る