米国土安全保障省「いかなる作戦や取り締まりとは無関係」ドジャースの関税執行局職員の入場拒否に反応
スポニチアネックス6/20(金)12:00

<ドジャース・パドレス>スタジアム前で行われたデモ(撮影・光山 貴大)
ドジャースは19日(日本時間20日)朝、ドジャースタジアムを訪れた関税執行局(ICE)の職員から駐車場への立ち入り許可を求められたが、これを拒否したと明らかにした。なお、この日予定されているパドレス戦は予定通り行われると発表した。また、米国土安全保障省は公式Xで取り締まりを行う意図はなかったと反論した。
ICEが6日(同7日)に実施した移民の一斉摘発をきっかけに、ロサンゼルスでは連日抗議活動が行われ、暴動に発展。これを受け、ロス市長は10日(同11日)から夜間外出禁止令を発令。17日(同18日)に解除されたばかりだった。
一方、ICEを傘下に持つ米国土安全保障省は公式Xでドジャースの声明について反応。公式Xでドジャースの立ち入り拒否の投稿を引用する形で「これはドジャースとは何の関係もありません。CBP(米税関・国境警備局)の車両はスタジアムの駐車場に非常に短時間滞在したが、いかなる作戦や取り締まりとは無関係でした」と投稿した。
これらの騒動を受け、ドジャースタジアム周辺では抗議デモを行う市民の姿が見られた。
ICEの捜査対象の一番の狙いはメキシコからの不法移民と言われている。ドジャースタジアムの観客の最低4割はヒスパニック系とされており、また、球場で働く従業員は90%以上がヒスパニック系とも言われている。
ICEは無差別にヒスパニック系の人たちをすべてを連行し、移送先で合法滞在者か否かを調べる意向なため、仮にドジャースがICEの立ち入りを認めていたら、その対象者全てが移送され、試合どころではなくなる危機的状況となりかねなかった。トランプ米大統領による「史上最大の大量強制送還プログラム」の実施方針に従い、ICEは1日3000人の不法移民を取り締まるノルマが課せられているとされており、ドジャースタジアムで一網打尽を狙った可能性がささやかれている。こうした事態を想定し、ドジャースはICEの立ち入りを拒否するに至ったと思われる。











