【レスリング明治杯】志土地真優“ママでも金”へ第一歩「いいチャレンジになった」出産直前まで練習も
スポニチアネックス6/20(金)12:10

<明治杯全日本選抜レスリング選手権第2日>女子53キロ級2回戦、村山春菜(上)に敗れた志土地真優(撮影・小海途 良幹)
◇レスリング明治杯全日本選抜選手権第2日(2025年6月20日 東京体育館)
女子フリースタイル53キロ級で、21年東京五輪金メダルの志土地真優(ジェイテクト)は2回戦で村山春菜(自衛隊)に1―5で敗れた。今大会は昨年11月の出産を経て、23年の同大会以来、丸2年ぶりの復帰戦。試合後は悔し涙を流しながら取材に応じ、「本当は7月の(全日本)社会人選手権から復帰しようと思ったが、出場資格があり、チャレンジしようと思った。五輪階級での復帰はいいチャレンジになった」と気丈に語った。
昨夏のパリ五輪での連覇を目指していた志土地だが、前年の全日本選抜で藤波朱理に敗れ、夢を絶たれた。それでも現役続行の意思は固く、昨春に妊娠が分かってからは国立スポーツ科学センター(JISS)の産前産後のトレーニングサポートプログラムに参加。お腹が大きくなってからも組み手練習や懸垂などのトレーニングを実施。「結構(出産)ギリギリまでやっていた」と臨月まで体を動かしていたことを明かした。
現在は主に母校の東京・安部学院高を拠点に練習を行っており、6カ月になった愛息も「(練習の)2時間くらい、バウンサーの上で頑張ってくれている」と目を細める。2年ぶりの復帰戦を迎える今朝は「緊張感があった」というが、「出産前は自分の準備だけだったが、今日は朝から子供の準備もした。新鮮な気持ちだった」と話した。
今後の最大の目標は、28年ロサンゼルス五輪での金メダル獲得。「東京五輪が終わった後、子供を産んでもう一度五輪に行きたい気持ちがあった。ロス(五輪の年)で子供も4歳になる。少しは分かると思うので」とモチベーションは高い。来年の愛知・名古屋アジア大会選考会を兼ねる12月の全日本選手権にも出場予定で、「今回よりいいパフォーマンスを見せたい」と意気込んだ。











