メジャー初セーブ松井裕樹「緊急登板でなくても呼んでもらえるように」大荒れ9回急きょ登板「何が何だか」

スポニチアネックス6/20(金)14:41

メジャー初セーブ松井裕樹「緊急登板でなくても呼んでもらえるように」大荒れ9回急きょ登板「何が何だか」

<パドレス・ドジャース>9回、緊急登板でラッシングから三振を奪って吠える松井(撮影・光山 貴大)

 ◇ナ・リーグ パドレス5―3ドジャース(2025年6月19日 ロサンゼルス)

 パドレスの松井裕樹投手(29)が19日(日本時間20日)、敵地でのドジャース戦で3点リードの9回途中に緊急登板し、試合を締めてメジャー初セーブをあげた。

 9回表、パドレス・タティスが左腕に死球を受け、シルト監督がブチ切れてベンチを飛び出し抗議。ドジャース・ロバーツ監督も慌ててベンチを出て敵軍監督に腕で“タックル”する乱闘騒ぎとなった。

 これをきっかけに両軍選手が入り乱れる異様な雰囲気に。大谷翔平も後方から参戦し、ブルペンの松井も駆けつけた。その後、両監督が退場処分を受けて「警告試合」が発せられ、試合は再開した。

 ただ、ドジャースが5点を追う9回裏、2点を反し、なおも2死一、三塁で大谷が相手守護神・スアレスから右肩付近に死球を受けた。警告試合となっていたため、スアレスは退場処分に。ここで松井が急きょマウンドへ上がるスクランブル登板となった。

 3点リードの2死二、三塁と一発出れば同点のピンチでロハスを四球で歩かせ満塁に。次打者・ラッシングへの5球目がワンバウンドし、捕手・マルドナドのユニホームの中に入る暴投で1点を失い、5―3となった。それでもラッシングを最後は92・6マイル(約149キロ)直球で空振り三振に仕留め、ゲームセット。その瞬間、マウンド上で雄叫びをあげ、メジャー初セーブに吠えた。

 試合後、インタビューに応じた松井は紅潮した顔で「行くと思ってなかったので…。今も何が何だか分からないですけど荒れた試合で最後、何とか勝てて良かったです」と振り返り、緊急登板での心境に「どんな気持ちも何もっていう感じで…。流されることなくしっかり準備させてもらったので、何とか抑えられました」と汗を拭った。

 そして「何が良かった悪かったはないですけど、とにかく勝ちをこぼさずに試合が終わって良かったです」と安堵の表情。三振は「あそこ真っ直ぐしか投げるボールがなかったので、打ってみろという気持ちで投げました」と語った。

 メジャー初セーブには「緊急登板だったのでたまたまですけど、こういう緊迫した場面で抑えていくのが中継ぎの醍醐味だと思いますし、そういうところで使ってもらえるように毎日やってるので、0っていう数字を積み重ねて緊急登板じゃなくても、そういう場面で名前を呼んでもらえるように0って形を積み重ねていきたいです」とさらなるレベルアップを誓った。

関連記事

おすすめ情報

スポニチアネックスの他の記事も見る

主要なニュース

6/23(月) 17:10更新

スポーツの主要なニュースをもっと見る