佐々木朗希 圧巻3者凡退締め!渡米後最速163.2キロ「ビビる感覚はなかった」不安定救援陣の救世主に
スポニチアネックス10/2(木)14:00

ナ・リーグワイルドカード<ドジャース・レッズ>9回に登板し無失点に抑えた佐々木(撮影・沢田 明徳)
◇ナ・リーグ ワイルドカードシリーズ第2戦 ドジャース8―4レッズ(2025年10月1日 ロサンゼルス)
ドジャースの佐々木朗希投手(23)が1日(日本時間2日)、本拠でのレッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)第2戦で、リリーフとしてポストシーズン(PS)初登板。9回から5番手としてマウンドに上がり、3者凡退で試合を締めた。チームは連勝で地区シリーズ進出を決めた。
相手の流れを完全に断ち切った。8―4の9回、マウンドに向かう佐々木には球場中から地鳴りのような大歓声。先頭・スティアへの初球で100・7マイル(約162.0キロ)を計測すると、「ロウキ・コール」が球場を支配する。「点差があったので、ホームランを気にせず、どんどんストライクゾーンに投げ込むことを意識したので、今日は積極的に点差がある中だったので、思い切ってゾーンで勝負しました」。大声援を背に、スティアをスプリットで空振り三振に仕留めると、勝利を確信したファンは座席から立ち上がり、大声援を送り始めた。
続くラックスも2者連続三振に打ち取り、2死からヘイズへの2球目には渡米後、自己最速となる101.4マイル(約163.2キロ)を計測。最後は遊直に打ち取る圧巻投球で試合を締め、ベンチから大谷、山本も出てきて拍手を送った。
佐々木は「球場の雰囲気もすごく高まってましたし、初めて9回投げて、まあ緊張はしたんですけど、球場に後押しされながら投げることができたと思います」と笑顔で振り返った。相手に追い上げられた中での最終回の登板。重圧のかかる場面ではあったが「WBCでも似たような経験はしていたので、ビビるみたいな感覚はなかったんですけど、また日本と違った盛り上がりの方だったり、レベルの高い戦いの中で、今日はすごい良いピッチングができたんじゃないかなと思います」と笑みが絶えなかった。
佐々木は右肩のインピンジメント症候群で5月に負傷者リスト(IL)入り。復帰に向けてリハビリ登板を続ける中、先発陣は枚数が揃っていることやブルペン陣の不安定さなどから、マイナーで救援調整に挑んだ。
シーズン最終盤となった9月24日(同25日)のダイヤモンドバックス戦でリリーフとしてメジャー初登板し、1回を無安打無失点に抑え、初ホールドをマーク。中1日で迎えた26日(同27日)、敵地でのマリナーズ戦でメジャー2度目のリリーフ登板では、両リーグ最多、史上7人目のシーズン60本塁打を記録したシアトルの英雄・ローリーを空振り三振に仕留るなど、1回1安打無失点2奪三振で、直球の最速は100.1マイル(約161.1キロ)を計測していた。
チームは先発・山本由伸がメジャー自己最多となる113球を投げ、6回2/3を4安打2失点(自責0)と好投。打線も4回にE・ヘルナンデス、ロハスの連続タイムリーで逆転に成功すると、6回には大谷に右前適時打が飛び出すなど、一挙4点。投打が噛み合って、レッズに連勝。地区シリーズ進出を決めた。
4日(同5日)から始まる地区シリーズはフィリーズと戦う。











