リヴァプールはプレミアリーグを席巻している。ユルゲン・クロップ率いるチームは22試合で21勝を挙げ、1992年に競技形式を変更して以来初のプレミアリーグ制覇への道のりを歩んでいる。

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マンチェスター・ユナイテッドは現在好調とは言い難いが、アンフィードで行われたレッドデビルズとの試合は非常にエキサイティングだった。

リヴァプールは非常に緊迫した試合で2つのゴールを決めて完封し、活気に満ちた瞬間を味わった。
この試合で最もスタンドを、そして選手自身を熱狂したシーンがモハメド・サラーのゴールだ。

1-0で迎えた後半アデョショナルタイム、リヴァプールはユナイテッドの猛攻を凌いでいた。残り時間5分時点でレッズは自陣ゴール前まで押し込まれた。この5分間でのボールポゼッションでは15対85というかなりの劣勢である。

しかし、この試合前までリーグ戦6試合連続無失点中のチームは動じない。揺るぎない信念の下、長きにわたるライバルを完全に打ちのめす隙を伺っていた。

そのシーンはアディショナルタイム3分過ぎに訪れる。ユナイテッドはCKのこぼれ球をワン=ビサカがゴール中央に送るが誰にも合わずにGKアリソンの下へ。

そしてここから圧巻のプレーが生まれる。
ブラジル代表GKはハーフウェイライン手前で待っていたサラー目掛けてパントキックを送る。相手選手は皆が同点ゴールを狙い前掛かりになっていたため、サラーが一人突っ走る。エジプト代表FWは追いすがるダニエル・ジェームズをハンドオフで寄せ付けず、デ・ヘアの股間を冷静に射抜いた。
その瞬間スタンドは熱狂し、ゴールを決めたサラーはシャツを脱ぎ捨て筋骨隆々の上半身を見せ付けた。

筋肉の鎧をまとうサラー [写真/AFP]

また別の意味でとても興味深いものとなった。アシストを記録したアリソン・ベッカーはこのエジプト人FWのゴールを祝うため、ゴール下から彼の元へ全速力で走り、誰取りも早くサラーに抱きついた。

一瞬の隙をも見逃さなかった守護神とストライカー、そして猛攻にも耐えて最後までゴールを狙っていたリヴァプールの真の強さであり、監督ユルゲン・クロップが指揮するチームが、いかに団結しているかを示した素晴らしきシーンである。