レアル・マドリーは、敵地ヌエボ・ロス・カルメネスで行われたグラナダ戦に1−4で勝利を収め、タイトルレースにおいて首位アトレティコ・マドリードにプレッシャーをかけている。グラナダは、1−2とし、反撃のチャンスもあったが、最終的にはマドリーが難なく勝点3を手にしたと言える。

下記、グラナダ戦でのレアル・マドリードの選手達の採点&寸評

【GK】
ティボー・クルトワ(7)堅守
3回しか出番はなかったが、全てに対して素晴らしい反応を見せている。最初のセーブでは、ホルヘ・モリーナにこぼれ球を押し込まれるも一度は優れたセーブを見せている。その後、ドミンゴス・クイナの強烈なシュートを阻止している。3回目は、ルイス・スアレスにゴールを脅かされたがこれも阻止している。シーズンを通して、非常に高いレベルのパフォーマンスでチームに貢献している。
【DF】
マービン・バク(6)負傷
今シーズンのマドリーのディフェンスラインを襲っている不運がマービンにも降りかかっている。出場機会を与えられ、ピッチでのプレーを楽しんでいたにもかかわらず、左腿の筋肉系のトラブルによりハーフタイムに交代している。また、ダルウィン・マチスの強烈なタックルも受けている。0−2とするロドリゴ・ゴエスのゴールをお膳立てしている。

エデル・ガブリエウ・ミリトン(7)リーダー
グラナダの攻撃対応に苦しめられることはあまりなく、マドリーのディフェンスリーダーとなっている。そのスピードと的確なポジショニングでマドリーを救っている。

ナチョ(6)適当
適当なパフォーマンスという意味で、“ナチョ”という形容詞があるべきである。輝くこともないが、ミスをすることもなく、信頼できる。ミリトンをうまく補完している。

ミゲル・グティエレス・オルテガ(7)アシスト
複数回、危険なボールロストもあったが、初スタメンで十分な貢献をしている。前半、より存在感を見せ、ルカ・モドリッチの先制ゴールをアシストしている。

【MF】
カゼミロ(6)十分
もう1人の点取り屋となり、相手のエリアに果敢に侵入している。1−4の場面でハンドの物議を醸すシーンもあったが、その手は、体にしっかりとくっついていたという判定により救われている。ただ、すでに試合の決着はついており、重要なゴールとはいえないものであった。チームとして優れたパフォーマンスを見せられている。

フェデリコ・バルベルデ(5)存在感なし
負傷離脱以来、まだ100%のコンディションとは言えず、強い存在感は見せられていない。イスコ・アラルコンと交代。

ルカ・モドリッチ(8)優位性
リサイタルのようなパフォーマンスを再び披露している。監督ジネディーヌ・ジダン率いるレアル・マドリーの優位性は、モドリッチによって生み出されている。中盤の角として制圧し、機を見ての相手ゴール前への侵入で、貴重な先制ゴールを決めて、チームに大きく貢献している。

【FW】
ヴィニシウス・ジュニオール(4)フラストレーション
シュート数に対する決定率は、リーグの全体を見てもかなり低いと言えるだろう。その相手を抜く能力やハードワークは認めるが、ゴールという結果を示す必要がある。2度の決定機を外しており、途中交代している。

ロドリゴ・ゴエス(7)フィニッシャー
ロドリゴとヴィニシウスは、水と油である。ロドリは、相手DFヘルマンにマークをされていたものの、最初のシュートでチームのリードを2点とするゴールを決めている。

カリム・ベンゼマ(6)プレゼント
すでに1−3という場面で、相手GKルイ・シルヴァのクリアミスを拾い、25メートル離れたところから正確に無人のゴールのネットを揺らしている。簡単ではなかったが、緊張するような難しいものでもなかったと言える。ただ、試合を通して存在感をあまり見せられていない。

【途中出場】
アルバロ・オドリオソラ(6)火消し役
マービンに変わって交代出場し、1−2とされるゴールをホルヘ・モリーナに決められてしまっている。その後、それを自ら修正すべく、相手エリア内に侵入し、勝負を決定づけるゴールを決めている。

マルコ・アセンシオ(5)不在
監督ジネディーヌ・ジダンに投入をされたが、期待に応えるだけのプレーを見せられていない。バロンドールに値すると賞賛されていた時のアセンシオには程遠いコンディションである。

イスコ・アラルコン(4)迷走
シーズン終盤、約30分間のプレー時間を与えられているが、もしスケジュールがこれほどタイトでなく、怪我人もこれほど多くなければ、出場機会は与えられていないだろう。また、最後のプレーでも失点となってもおかしくないミスを犯している。全くもってトップコンディションとは言えず、周囲の我慢の限界も頂点に達し始めている。

エデン・アザール(5)低調
プレッシャーを感じながらプレーしており、心地よくプレーできていない。コントロールミスをしたものの、オドリオソラのゴールをアシストしている。ただ、イスコのように低調なパフォーマンスレベルだったと言える。チェルシー時代の輝きはいまだに披露できていない。

マリアーノ・ディアス(-)採点不可
スコアが1-4となった77分にカリム・ベンゼマに休息を与えるための5番目の交代選手となっており、非常に現的的な出場時間にとどまっている。