ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は10日(日本時間11日)、敵地でのオークランド・アスレチックス戦に「2番DH」でスタメン出場。歴史的快挙達成の翌日、大谷は第1打席にシフトの逆を突くレフト前ヒットを記録、3試合連続安打とした。第2打席はあわやホームランという当たりだったが、フェンス手前で捕球され左飛に倒れた。打撃成績は4打数1安打2三振1四球で、2日連続弾とはならなかった。

試合は、エンゼルスのルイス・レンフィホが6回に3ランホームランで先制点。ブルペンが打ち込まれ延長に突入も、マグネウリス・シエラが12回表に勝ち越しツーベースを放ち、今季最長の試合を拾った。

■バレンタイン元監督も「スーパーヒーロー」と絶賛

大谷は前日、まさに歴史的な「104年ぶり2桁勝利2桁本塁打」の記録に加え、「日米通算1000奪三振」、「自身シーズン最多奪三振」、そしてレジェンド、イチローを超える「MLB日本人通算本塁打単独2位」の4つのマイルストーンを同時に達成した。

“歴史的な1日”から一夜明けても、現地の熱狂が冷めることはなかった。同日の朝『MLB.com』は「ショーヘイはフィールドに立つたびに歴史を作っているような気がします」というコメントとともに大谷の記録を祝福。地元放送局『バリー・スポーツ・ウエスト』では、同局の解説を務める元ロッテ監督のボビー・バレンタイン氏が「ショーヘイは世界的なスーパーヒーローだ!」と歓喜。

さらに直後に大谷のスタメン出場が決まると、ブレント・マグワイア記者は「昨夜、マウンド上で勝利を収め、25号ホームランを打ち、足にライナーが直撃したオオタニは、今日の午後の試合のラインナップに並んでいる」と驚愕した。

大谷は15日(日本時間16日)、本拠地でのシアトル・マリナーズ戦に先発することが決まった。投打のみならず、負傷しても出場を続ける大谷に、現地メディアは驚かされっぱなしだ。

文●澤 良憲(Yoshi Sawa)