ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は5日(日本時間6日)、本拠地で行われたテキサス・レンジャーズ戦に「3番DH」で先発出場。5打数無安打に終わり、連続試合ヒットも7で止まった。チームは10回の裏にレンジャーズ、ジョシュ・スボーツの暴投で5−4のサヨナラ勝ち。西地区首位攻防戦初戦を制した。
■土壇場での同点劇から
4連勝と西地区首位のレンジャーズに1ゲーム差に迫ったエンゼルス。本拠地で連勝すれば、プレーオフの希望も見える首位攻防戦となった。
3回、レンジャーズのアドリス・ガルシアの犠牲フライで先制されると、4回にもマーカス・セミエンの二塁打などで加点され、終始試合をリードされる。エンゼルスは8回、マイク・トラウトがタイムリーを放ち1点を加え、続く大谷に期待がかかったが、あえなくセカンドゴロに倒れた。
しかし、エンゼルスは1−4と敗色濃厚の9回裏、チャド・ウォラックのツーベース、ルイス・レンヒフォのセンター前ヒットにより土壇場で同点に追いつく。
さらに同点まま迎えた10回裏、タイブレークの無死二塁から先頭のトラウトは申告敬遠。無死一、二塁の絶好機に大谷はまたもセカンド・ゴロに倒れる。だが、二塁フォースアウトによりランナーが入れ変わり一死、一、三塁。
5番のアンソニー・レンドンを迎えたところで、レンジャーズはピッチャーをスボーツにスイッチ。ここで初球のスライダーがワイルド・ピッチとなり、ネトーが三塁より生還。エンゼルスがまさかのサヨナラ勝ちを飾った。
これで首位レンジャーズと2位エンゼルスのゲーム差はなくなった。
大谷はこの日、5打数無安打で、打率も3割を下回り.295。
文●SPREAD編集部
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