ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は4日(日本時間5日)、敵地でのヒューストン・アストロズ戦に「1番DH」で先発出場。同点で迎えた8回の第4打席にあわや第16号という大飛球の二塁打を放ち勝ち越しに成功。これが決勝打となり、エンゼルスは2−1で勝利した。
■トラウトがア・リーグ3位
あわや第16号の当たりは飛距離335フィート(約102メートル)、打球速度97マイル(約156キロ)の一発。その大飛球に実況も「ショウタイム」と興奮を隠さなかった。
常にその特大の当たりで同じプレーヤーまでも驚愕させる大谷の一発の特異性がデータで証明された。
今季日本時間4日までに飛び出したアメリカン・リーグの本塁打平均飛距離は、以下の通り。
4位 ヨルダン・アルバレス(アストロズ) 124.7メートル 3位 マイク・トラウト(エンゼルス) 125.9メートル 2位 ライアン・マウントキャッスル(ボルチモア・オリオールズ) 127.2メートル 1位 大谷翔平(エンゼルス) 127.4メートル
ここでもトラウタニが顔をそろえ、しかも大谷がア・リーグでは堂々の首位となっている。
大きな放物線を描くたびに、ファンを驚かせる大谷のムーンショットは、その印象のみならず、数字でもリーグトップであることが明らかになったかたちだ。
文●SPREAD編集部