MLBは現在、スプリングトレーニングの真っ最中。22日(日本時間23日)には、3月に韓国での開幕戦を行うドジャースパドレスのオープン戦がスタートした。

各球団、レギュラーシーズンに向けて準備を進める大切な期間だが、未だ所属先が決まっていない大物FA選手の去就が話題となっている。

■未だ無所属にはそれなりの理由も……

もっとも注目を集めているのは、昨季のサイ・ヤング賞ブレイク・スネル投手。ヤンキースら複数の球団が獲得候補と見られているが、高い奪三振率と裏腹にメジャーワーストの四球数という短所をあわせ持つ。要求額の高さも相まって、二の足を踏んだ球団も少なくない。

打者の注目は、カブスからFAのコディ・ベリンジャー外野手。昨季は130試合に出場し、打率.307、26本塁打、97打点、OPS.881の大活躍。まだ28歳と若いが、2021年、22年に極度の不振に陥った過去があるため、長期契約は危険と見る声も多い。

そして、三塁手として4度のゴールドグラブ賞を誇るマット・チャップマン内野手も移籍先が不透明だ。30本塁打前後を打てるパワーは魅力だが、30歳を迎えて“芸術”と称された華麗な守備に陰りが見え始めている。

さらには、大谷翔平投手が加入した影響でドジャースを離れたJ.D.マルティネス外野手(主に指名打者)と、昨季レンジャーズの世界一に貢献した左腕ジョーダン・モンゴメリー投手も無所属の状態。

いずれも、大型契約を引き出す“敏腕”スコット・ボラス氏が代理人を務めており、米メディアには「ボラス5」と呼ばれる案件に。補強として魅力的なメンバー揃いだが、大型投資を躊躇させる“危険性”も見え隠れしているため、ファンもそのゆくえには戦々恐々としている現状だ。

(H.Ariga/SPREAD編集部)