総合格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 9 in KOBEライジンランドマーク8)」は23日、神戸ワールド記念ホールにて開催。第9試合の「RENA vs. シン・ユリ」は、RENAが判定3−0で勝利を収めた。

■11カ月ぶりの試合でアグレッシブな勝利

身長・リーチ差ともにシン・ユリが8センチ勝る対格差のある対戦。RENAが11カ月ぶりの試合で日韓“ツヨカワ”対決を制した。

RENAはカーフでシン・ユリの足を削る。シン・ユリのワンツーで左まぶたの古傷から流血を見せるRENA。RENAはボディを利かせるなど第1ラウンドはRENA優位の展開。

第2ラウンド、前足を張らしたシン・ユリにRENAが三日月蹴りを利かせる。シン・ユリは長いリーチからのパンチと近距離から小さく折りたたんだヒジを放っていく。

最終ラウンド、後がないシン・ユリが前進しながらアグレッシブに打撃を放ち勝機を探る。RENAはシン・ユリの頭部を上から抱え込みヒザを放つ。RENAは疲れが見えるシン・ユリのバックを獲ると頭部にヒジと鉄槌の連打を浴びせた。試合は判定にもつれ込み、RENAが3−0で勝利となった。

(C)RIZIN FF

試合後のマイクでRENAは「スカッと勝ちたかったんですけど、シン・ユリ選手本当に強くて接戦になりました」とRIZINデビュー戦のシン・ユリを讃え、「また強くなって戻ってきます」と語った。

判定後には笑顔で抱擁を交わす場面も見られ、ネット上では「思った以上に競った打撃戦」「シン・ユリバランスのいい選手だった」「なかなかの強敵だった」「また二人の試合が見たい」との声が上がっている。

(A.Kudo/SPREAD編集部)