ドジャース・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地で行われたブレーブス戦に「2番・DH」で先発出場。初回に9号2ラン、8回に10号ソロのマルチ本塁打を記録した。

■本塁打と打率でリーグトップに浮上

大谷は初回無死一塁での第1打席、相手先発マックス・フリード投手の5球目のカーブを捉えた大谷の打球は角度31でセンターへ一直線。打球速度104.3マイル(約167.9キロ)、飛距離412フィート(約125.6メートル)で飛び込む圧巻の2戦連発となった。

この時点でブレーブスのマルセル・オズナ外野手に並ぶも、7回に10号ソロで再び突き離された。

しかし、大谷は8回無死で迎えた第4打席、マウンドに上がったばかりの2番手A.J.ミンター投手が投じた初球フォーシームを強振。打球速度110.6マイル(約178キロ)で左中間へ飛び込んだ10号は、今季の自己最長となる飛距離464フィート(約141.4メートル)を記録した。

大谷は昨年7月27日(同28日)のタイガース戦以来、ドジャース移籍後では初となるマルチ本塁打とし、オズナに並ぶナ・リーグトップへ再浮上。3回に左前打、6回に中前打と今季初の4打数4安打を記録し、この時点でリーグトップの打率.364に上昇した。

この日は大谷が3打点を稼ぎ出しチームは5−1でブレーブスに勝利、今カード3連勝のスイープを決めた。