ドジャース大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地で行われたパドレス戦に「2番DH」で先発出場。3打数無安打1四球に終わり、9回の第5打席に代打を送られた。

■指揮官は腰の張りと説明

ドジャースが5−0で勝利したこの試合、大谷は9回の第5打席に代打を送られ途中交代。試合後にデーブ・ロバーツ監督のコメントが紹介され、腰の張りによるものだったと説明されている。

『ロサンゼルス・タイムズ』のドジャース番記者を務めるジャック・ハリス氏の記事では、「ドジャースは(欠場の)決定を下す前、日曜の朝にオオタニがどう感じてるのかを確認する予定だ」と言及。ロバーツ監督は大谷がパドレスとの第3戦で休養を与えることを示唆したものの、12日(同13日)の試合前に大谷の状態を確認するとした。

なお、ハリス氏は大谷の欠場が濃厚であることに対しては「ロバーツ監督の予防策」としながら、「2度のMVP受賞者に何らかの負傷があれば、球団に警鐘を鳴らすことになる」と述べ、長期離脱は避けなけばいけないとつづっている。

大谷はこの日は無安打に終わったものの、打率.352は依然としてナ・リーグトップ。11本塁打はチームメイトのテオスカー・ヘルナンデス外野手と並んで2位タイにつけるなどドジャースをけん引している。背番号17を襲ったアクシデントの影響が懸念される。