ドジャース大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地オラクルパークでのジャイアンツ戦に「2番DH」で先発出場。5回の第3打席に中前打を放つも、際どい判定に苦しみ2つの見逃し三振を喫した。

■データ上ではボールに見えるが……

前日の試合では、本塁打含む5打数3安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した大谷。この日も同地区ライバル相手に安打を放つも、主審の判定に泣かされる打席が続いた。

ドジャース3点ビハインドの7回表、2死一塁で迎えた第4打席。大谷は相手3番手のエリック・ミラー投手と対戦。カウント1−2から外角高めに投じられたフォーシームがストライクと判定され、この日2つ目の見逃し三振を喫した。MLB公式の速報データ上ではボール1個半ほど外れたボール。第2打席でも、低めの際どいボール球で見逃し三振に倒れており、さすがの大谷も納得がいかない様子だった。

地元メディア『ロサンゼルス・タイムズ』のジャック・ハリス記者は、2打席分のストライクゾーンの画像を自身のXに掲載。「ショウヘイ・オオタニは審判の判定にあまり反応しないが、今夜は三振が2回宣告されたことに明らかに不満を示した」と投稿した。

大谷はここまで4打数1安打で、打率.360。試合は7回が終わり、ドジャースが0−3とリードを許している。