ドジャース大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地でのジャイアンツ戦に「2番DH」で先発出場。5回の第3打席に中前打、9回の第5打席に左前打を放ち、今季20度目のマルチ安打を記録した。

■ダルビッシュとの対戦は回避

大谷は11日(同12日)のパドレス戦で腰の張りを訴え途中交代。ダルビッシュ有投手が登板した翌日の試合を欠場していたが、ジャイアンツとの3連戦では元気な姿を見せ、第2戦では今季12号を放つなど躍動した。

3試合で7安打を量産した大谷の5月の成績は打率.452、5本塁打、11打点でOPSは1.388を記録するなど手がつけられない状態。エンゼルス時代は6月に調子を上げてくる傾向が強かった大谷だが、打者専念となっているドジャース1年目ではまた新たな姿を見せている。

4月29日(同4月30日)から5日(同6日)期間の週間MVPには輝いている大谷だが、このままの調子を維持すれば、ドジャースでは初の月間MVPも十分視界に入ってくる。はたして、5月終盤にかけても引き続き猛打は見られるのか。