ドジャース大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地ドジャースタジアムでのレッズ戦に「2番DH」で先発出場する。この3連戦はレッズの怪物スラッガー、22歳のエリー・デラクルーズ内野手にも注目だ。

■大谷が長打を打って塁上に残れば……

デラクルーズは今季43試合に出場し、9本塁打、OPS.857と好調な滑り出し。メジャー屈指の俊足を活かし、早くも26盗塁を記録。夢の100盗塁も見据えたハイペースで走りまくっている。

そんな強肩強打俊足のデラクルーズさえも驚かせたのが、大谷の圧倒的なパフォーマンス。昨季の8月23日(同24日)には、エンゼルスとレッズがダブルヘッダーを行い、第1試合で大谷が登板、第2試合にも出場して二塁打を放って見せた。興味津々のデラクルーズは、笑顔で近づいて大谷を指でツンツン。「この男は本当に存在するのか」と言わんばかりの反応は、大きな話題を集めた。

そして、今季からは大谷がナ・リーグのドジャースへと移籍。レッズの地元紙『シンシナティ・エンクワイアラー』のゴードン・ウィッテンマイヤー記者によると、デラクルーズは大谷との再会を前に「まだ確認しているところだ」と話し、再挑戦を心待ちにしているという。この3連戦で大谷が長打を打って塁上に残れば、昨季のような“ツンツン”がまた見られるかもしれない。