Vリーグのサントリーサンバーズは20日、イタリア1部・セリエAのミント・ヴェロバレー・モンツァに所属する日本代表の髙橋藍(らん)が7月から加入することを発表した。

■パリ五輪でも主力として期待

髙橋は2001年生まれの21歳で、2021年の東京五輪のメンバーにも選出。夏に開かれるパリ五輪でも日本の主力として期待がかかる。

クラブでは2021年12月からはイタリアのセリエAでプレーし、モンツァに所属した2023-24年シーズンは準優勝を果たすなど、国際レベルでも経験を積んできた。

サントリーはホームページで髙橋の加入を発表し、「新たに髙橋藍選手を迎え、『大阪から世界へ挑み続ける』というミッションの下、今後もさらなる成長を目指します」とコメント。2023-24シーズンに国内二冠を果たしたチームがさらなる強化を図ることになった。

なお、サントリーには髙橋の兄・塁も所属しており、自身のX(旧ツイッター)で「Welcome to Suntory Sunbirds」との言葉を添えて兄弟ショットを公開。東山高校では塁が3年、藍が1年でコンビを組んでおり、久しぶりのタッグ結成には注目が集まる。