卓球の「WTTコンテンダー 太原」が23日から本戦が開幕。日本から有力選手がエントリーしており、注目を集める。

■ダブルスでもペアを組む両者

日本女子で注目はパリ五輪に出場するふたり。世界ランキング13位の平野美宇(木下グループ)はシングルスと団体戦に出場する夏の大舞台へ向けて調子を維持したいところ。

平野はウォン・シンルー(シンガポール)との初陣を迎える。世界ランキングは139位と開きがある相手だけに、順当に勝ち進み波に乗りたい。

そんな平野と対戦の可能性があるのが張本美和(木下グループ)。世界ランキングを五輪前に8位に上げてきた15歳も現状の力を考えれば上位進出は期待できる。

張本美はリュウ・ウェイシャンとの初戦を迎えるが、準々決勝まで勝ち進むと平野との戦いが実現する可能性。この両者は夏のパリ五輪に向けてダブルスでもペアを組む間柄であり、対決が実現すれば興味深い。

ほかにも五輪出場は逃したが、伊藤美誠(スターツ)、木原美悠(木下グループ)といった選手たちも名を連ねている今大会。日本女子の躍進には期待が高まる。