ブレーブスは26日(日本時間27日)、ロナルド・アクーニャJr.外野手が、左膝前十字靭帯の完全断裂のため、2024年の残りシーズンを欠場すると発表した。

■史上初の40本塁打70盗塁達成

26歳のアクーニャJr.は、2023年シーズンに打率.337、41本塁打、106打点、73盗塁を記録。MLB史上初となる「40本塁打70盗塁」の偉業を成し遂げ、満票で自身初のMVPに輝いた。

迎えた今季はドジャースに加入した大谷翔平投手や、ムーキー・ベッツ内野手らとのMVP争いが予想されていたが、この日行われたパイレーツ戦の初回に二塁打で出塁した後に二、三塁間で転倒。しばらく立ち上がることができず、そのまま退場することになった。

ブレーブスは公式X(旧ツイッター)でアクーニャJr.の状態を公表。「MRI検査を受け、左膝の前十字靭帯(ACL)を完全断裂した」とつづり、シーズンの残り試合を全休することも明かした。

アクーニャJr.は自身のXで「Sorry」と悲しみの投稿。MLB公式も「衝撃的なニュース」と大々的に伝えた。強力ブレーブス打線の中心を担い、MVP争いも注目されていたアクーニャJr.。5月の終盤にアクシデントが襲い、今季を終えることになった。