米スポーツメディア『ジ・アスレチック』は13日(日本時間14日)、各チームが今後着手する補強プランを予想。どのポジションが必要で、誰を獲得し、誰を放出するのか。トレード期限は7月末に迫っており、動きが慌ただしくなってきた。

■「ブルペン強化も必要」と指摘

ドジャースは12日(同13日)、ブルージェイズからキャバン・ビジオ内野手をマイナー投手、ブレイドン・フィッシャー投手とのトレードで獲得したが、これは7月末のトレード期限へ向けた、いわば序章に過ぎない。

今夏のトレード市場ではブラディミール・ゲレーロJr.内野手(ブルージェイズ)やピート・アロンソ内野手(メッツ)らビッグネームもターゲットとなる可能性が高く、トレード期限まで50日を切り、米メディアの移籍予想も熱を帯びてきた。

そんな中、『ジ・アスレチック』は全30球団の動向を予想。大谷翔平投手、山本由伸投手が所属するドジャースに関しては、ターゲットポジションとして「外野とブルペン」を挙げた。

「トップヘビーなチーム。打線における上位5人、ムーキー・ベッツ、ショウヘイ・オオタニ、フレディ・フリーマン、ウィル・スミス、テオスカー・ヘルナンデスは全員オールスターチーム入りが期待されるほど。しかし、下位打線は期待外れだ」と指摘。今後については「特に外野手をもう1人加え、強化を図ることが必要。そして、他のほとんどのチームと同様にブルペン陣の強化を目指すべき」と分析した。

■エ軍時代の同僚ウォードの名前も

その上で外野陣の獲得候補として、ルイス・ロベルトJr.(ホワイトソックス)、セドリック・マリンズ(オリオールズ)、テーラー・ウォード(エンゼルス)、ジャズ・チザムJr.(マーリンズ)、マイケル・コンフォート(ジャイアンツ)、スペンサー・ステア(レッズ)、イアン・ハップ(カブス)の名前を挙げた。

そして、リリーフ陣に加えるべき投手としては「タナー・スコット(マーリンズ)、カイル・フィネガン(ナショナルズ)、マイケル・コペック(ホワイトソックス)」を指名した。

特に注目を集めているのが、昨季38本塁打を放ち、大谷とタイトルを争ったルイス・ロベルトJr.で、ナ・リーグ東地区で首位を独走しているフィリーズも獲得を目指すとされている。争奪戦に発展しそうな気配だが、過去にトレードを成立させるなどホワイトソックスとフィリーズの関係が良好であることから、フィリーズ本命、ドジャース劣勢を唱える米メディアもある。

ドジャースはレギュラーシーズンの優勝は当たり前で、あくまでワールドシリーズ制覇が目標。そのためには、強打の外野手獲得は必須とされているが、果たしてどうなるか。夏のトレード市場から目が離せない。