MLB公式は2日(日本時間3日)、6月の月間最優秀選手(MVP)を発表。ナ・リーグはフィリーズのブライス・ハーパー内野手が、5月に続く2カ月連続の月間MVPを受賞した。

■ナはハーパー、アはジャッジが受賞

昨年7月以来、自身5度目の月間MVP受賞が期待されたドジャース・大谷翔平投手だったが、ハーパーに阻まれた。

6月の大谷は26試合に先発出場。月間打率.293、3試合連続アーチ含む12本塁打、24打点、OPS1.110はリーグトップ。球団新となる10試合連続打点の記録を更新するなど「6月男」ぶりを発揮した。

一方のハーパーは6月27日(同28日)の試合で左太もも裏を痛め戦線離脱したが、23試合に出場。7本塁打と16打点は大谷を下回るも、月間打率.374はリーグ2位、長打率.714とOPS1.166はリーグトップを記録。自身4度目の月間MVPを受賞した。

ア・リーグは現在打撃3部門でトップを走るヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が2カ月連続の受賞。ジャッジは25試合に出場し、両リーグトップの打率.409と37打点、同2位の11本塁打をマーク。出塁率.518、長打率.864、OPS1.378と驚異的な数字を残し、自身8度目の月間MVPに選出。両リーグでの2カ月連続受賞は史上初となった。