非会員の子どもにも贈呈品を渡すかどうか、コメント欄では賛否が分かれた


「すべての児童生徒のため」が前提

 こんなに反響があると思っていませんでした。PTA退会を検討する保護者の訴えをきっかけに取材した「PTA退会で『不利益の承諾書』 行事は参加不可、贈呈品は個別払い…」。コメント欄には50を超す意見が寄せられています。中でも「贈呈品は個別払い」についての賛否は真っ二つです。

 「会費は払わない、記念品は欲しいは図々しい」「親がPTAに参加してるから、記念品という参加賞がいただけるのですよ」

 「『児童』や『生徒』はサービスを受ける対象。実費徴収と言っている人はここが分かっていない」「会費で記念品贈ること自体間違っていると思う」

 親が会員か非会員かで子どもが区別されるのは「すべての児童生徒のために、保護者と教員が活動する社会教育関係団体」というPTAの理念とは相いれない。恥ずかしながら、今回の取材で認識したことです。

「役員になり自ら改革した」事例も

 何人かの方から「自分が役員になって改革を」という提言がありました。「同じ思いの人と一緒に、丸ごとPTAを変えました」という書き込みも。

 記事で紹介した、川崎市PTA連絡協議会の会長や、奈良市PTA連合会の事務局長も、「中に入って改革した」人たち。どちらも最近、活動に関する指針や手引を作成し、「各学校の役員だけでなく、一般の保護者にも共通認識として定着すれば」と願っています。