四万十町の小学校で元競泳のオリンピック選手が水や森について考える体験型の授業を行いました。

「水ケーション」と銘打ったこの授業は子供たちに森の役割や水の大切さを伝える目的で、2015年から全国各地で開かれています。

今回は四万十町内の2つの小学校の4年生42人が参加しました。まずは「森の授業」。子供たちはヒノキの匂いを嗅ぐなど、木の魅力を五感を使って楽しんでいました。

そして「水の授業」の講師は2000年のシドニーオリンピック200メートル背泳ぎで4位に入賞した萩原智子さんです。泳ぐ時の正しい姿勢などを伝授していました。

参加した児童:
「泳ぐときはちゃんとした姿勢で泳いだら速くなることが分かった」
「水が大切で今プールをしていることがすごい大切なんだなと思いました」

萩原 智子さん:
「この四万十の自然っていうものをもう一度再確認してもらって、ありがたいものなんだな、森が水をつくってくれているんだなっていうことを感じてもらえたらうれしい」