干し芋の発祥の地とされる静岡県御前崎市では、ブランド化を目指してサツマイモの生産者や食品事業者などが今までにない加工品の開発に向けたプロジェクトをスタートさせました。
蒸したサツマイモを薄く切って乾燥させた干し芋は遠州地域の特産品として親しまれていて、御前崎市で誕生してから2024年で200周年を迎えます。
一方で認知度が低いことから御前崎市の干し芋をブランド化していこうと、市は今までにない加工品の開発を目指すプロジェクトを立ち上げ、21日に初めての会議を開きました。
会議にはサツマイモ農家や事業者など、約20人が参加して意見を交換しました。
サツマイモ農家:
御前崎にしかない味を届けていけるかというのは、すごく夢があると感じた
パン屋:
今まで干し芋を使ったことはないので、どんなものになるか楽しみ
御前崎市・山崎雅樹 政策監:
これぞ御前崎というお土産がなかったことがスタートの1つでもあるので、そういった商品をまず作りたい。御前崎に来てもらって食べてもらうスイーツなども商品開発して、いろいろなお客様を御前崎市に呼び込んでいきたい
今後、7月から10月にかけて商品開発を進め、11月に市内で開かれる大産業まつりでの販売を目指していくということです。