小塚恵理子気象予報士 蓮見直樹テレビ静岡アナウンサー

【 17日静岡の最高気温 】 
静岡の最高気温は28.4℃、平年より高く7月上旬並でした。湿度高めで蒸し暑さを感じた方もいたかもしれません。雲が多い空で天気は下り坂となりました。

【 18日のポイント 】 
大雨注意 ピークは日中となりそうです。  

【 天気図 】 
梅雨前線が北上してきそうです。前線上には低気圧が発生して、発達しながら静岡県内に近づいてくる予想です。この低気圧や前線に向かってに非常に暖かく湿った空気が流れ込む予想です。前線の活動が活発化して、太平洋側の地域では雨雲が発達しそうです。静岡県内では非常に激しい雨が予想されます。

【 18日の天気 】 
17日夜遅くからは次第に雨が降り出す予想です。日付が変わると激しい雨の降る所も出てきます。午前6時頃から午後3時頃にかけて1番の雨のピークを迎えそうです。平野部も含めて激しい雨の恐れありです。
   
【 雨の予想 】 
17日夜9時からの予想です。始めは弱い雨ですが日付が変わると雨脚が強まってきます。朝7時、通勤通学の時間帯は広い範囲で土砂降り、激しく降っているところもありそうです。そしてその後の時間帯が一番雨のピークになっています。滝のような雨の降り方となっているところもありそうです。1時間に50mmから60mmと非常に激しい雨です。

【 予想雨量 】 
雨量も多くなり、西部・中部・東部・伊豆いずれも多い所で250mmの予想です。250mmは山間部となってきそうですが、平野部でも広い範囲で100mm超える大雨のおそれがあります。夕方のこの時間では静岡県に線状降水帯発生予測は出ていませんが、18日朝になって静岡県にも線状降水帯発生予測が出される可能性がありますので、お出かけの前には情報を確認してください。ただ、線状降水帯発生の予測がなくてもすでに大雨の予想にはなっているので、警戒はしてください。

【 天候の見通し 】 
18日に日付が変わると激しく降る所が出てきます。ピークは日中の時間帯で、1時間に50mmから60mmの滝のような雨、非常に激しい雨が降る恐れがあり、道路が冠水する可能性もあります。外出時に運転する方は日中に十分な注意が必要です。昼前から風が強まっていく予想です。伊豆半島の陸上で最大18m/sが予想されています。暴風警報の基準が20m/sなので、もう少し強く吹くと暴風警報が発表される恐れがあります。雨量が多いので、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水は警戒が必要です。強い風や雷が発生する恐れもあるので、停電対策も行っておいてください。

【 週間予報 】 
18日は前線が北上して雨の予想ですが、また前線が離れて19日・20日は晴れ間が広がりそうです。18日は気温が少し下がり暑さは和らぎますが、19日・20日でまた気温が高くなるので、暑さに注意が必要です。21日以降は雨が続くようになり、遅くても21日あたりで静岡県内も梅雨入りの発表があるのではないかという状況です。18日朝は最低気温が24℃とかなり下がって見えますが、南からのむしっとした風になり、雨が降る中でも蒸し暑さはありそうなので、熱中症は油断することなくお過ごしください。