2020年から2022年にかけて、新型コロナ対策として国が行った雇用調整助成金などあわせておよそ2500万円をだまし取ったとして宮城県涌谷町の建設会社社長の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、涌谷町にある建設会社の社長、大崎市古川福沼2丁目の石田真彦容疑者(40)です。

警察によりますと、石田容疑者は2020年8月12日から2022年11月9日までの間、新型コロナ対策として国が行った企業の休業手当を補填する雇用調整助成金と緊急雇用安定助成金をだまし取ろうと、宮城労働局に対し、26回にわたって「従業員を休ませ休業手当を支払った」などと嘘の申請をして、自分の銀行口座にあわせておよそ2431万円を振り込ませた疑いが持たれています。警察の調べに対し石田容疑者は「騙したつもりはない」と容疑を否認しています。

遠田警察署

警察は、余罪があるとみて調べを進めています。