今年2月、仙台市内で30代の男性に暴行を加えけがを負わせ、現金およそ12万円が入った財布などを奪ったとして16歳の男子高校生ら3人が逮捕されました。

強盗傷害の疑いで逮捕されたのは仙台市若林区に住む16歳の男子高校生2人と太白区に住む無職の17歳の少年です。

警察によりますと3人は今年2月28日、午後10時50分頃から11時40分頃の間、仙台市若林区で自転車を運転していた30代の男性に対し、「急ブレーキをかけて危ないだろ。金を払って解決すっか。」などと因縁をつけた後、羽交い絞めにするなどの暴行を加え男性に右ひざ打撲のけがを負わせたうえ、現金およそ12万円が入っていた財布やショルダーバッグなどを奪った疑いが持たれています。
3人は、帰宅途中の男性の後を自転車で追いかけて犯行に及んだと見られています。

警察の調べに対し、3人は「金欲しさにやった」などと概ね容疑を認めているということです。警察が詳しい事件の経緯を調べています。