宮城県内は、7日8日と5月並みの暖かさが続き、南部を中心にサクラが咲き進んでいます。8日は週明け平日ですが、サクラの名所は花見客でにぎわいました。

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「カンパーイ!」

宮城県大河原町から柴田町にまたがる「一目千本桜」は4月4日に開花し、現在5分咲きとなっています。8日は多くの花見客が訪れ写真を撮るなどして楽しんでいました。

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仙台からの学生:
「大河原サイコー。天気も良くて良い感じにサクラも咲いてて、気温も良くて、全部サイコー」
中国からの留学生:
「中国ではそんなに大きな花見パーティーは無いけど、きょう初めてです。すごくすばらしい、完璧」

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「おおがわら桜まつり」は4月14日まで開かれ、会場ではお花見弁当の販売や夜のライトアップも行われています。

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一方、仙台市宮城野区の仙台管区気象台では8日午後3時に職員がサクラの標本木を観測しました。その結果、咲いているのが確認された花は全体の7割で、基準の8割には届かず、満開の発表は9日以降となりました。

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仙台管区気象台観測整備課 佐藤純也主任技術専門官:
「ここしばらく気温が高かった割にはちょっと進みが遅い感じがありますね」

仙台のサクラは4月2日に開花しましたが、6日経っても満開にならないのは開花から満開まで8日かかった2010年以来14年ぶりです。

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宮城県各地の開花状況です。仙台市の西公園や白石市の益岡公園はすでに満開となっています。一方、県北の涌谷町の城山公園は3分咲き、栗原市の五輪堂山公園は咲き始めということで、こうした県北の名所も今週末には見頃を迎えそうです。