仙台市の中学校に勤務する女性教諭が修学旅行の引率中に「修学旅行のしおり」を紛失し、生徒の名前や保護者の電話番号など個人情報が流出した可能性があることがわかりました。

修学旅行のしおりを紛失したのは仙台市泉区にある仙台市立の中学校に勤務する40代の女性教諭です。市教育委員会によりますと、4月16日、中学校が行った大阪・京都方面の修学旅行で、引率をしていたこの女性教諭が帰りの新幹線で座席のポケットに修学旅行のしおりを入れたまま下車し、紛失したということです。しおりには、3年生184人分の名前と保護者の連絡先の電話番号などが記載されているということです。今のところ被害は確認されていませんが、市教委は、仙台市立のすべての小中高校と幼稚園に個人情報の管理を徹底するよう通知するとともに今後、女性教諭の処分を検討することにしています。