感謝の気持ちを込めて植えました。来年3月に閉校する宮城県にある柴田農林高校の生徒たちが16日、最後の田植えをしました。

田植えをしたのは大河原町にある柴田農林高校の生徒会の役員と農業クラブの3年生合わせて15人です。教員の指導のもと、およそ68アールの学校田で20センチほどに育ったひとめぼれの苗を植えました。

TBC

柴田農林高校では、創立当初から田植えから収穫まで一貫して学んできました。来年3月で、117年の歴史に幕を降ろすことから、今回が最後の田植えです。

生徒たちは、これまでの感謝の気持ちを込め、一つひとつ丁寧に苗を植えていきました。

生徒:
「きれいに植えることができて良かったです」
「おいしいなと思っていただけるイネに育ってほしい」

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16日植えたイネは10月上旬に刈り取られ、収穫したコメを学校の文化祭で販売する他、閉校記念の日本酒に使う予定です。柴田農林高校は、来年4月から大河原産業高校に再編統合されます。