宮城県と仙台市がそれぞれ導入を目指す宿泊税について郡仙台市長は、税額を県と同じ「300円」とする案が出ていることに理解を示しました。

郡和子仙台市長：
「知事も一律の方が望ましいという話もしていたし、私も望ましいと思う、落ち着くところに落ち着くのではないか」

宿泊税について、県は1人1泊あたり300円を、仙台市は200円を課税する方針で、導入に向け協議を続けています。仙台市内での徴収額が最大「500円」になることから調整し、仙台市内も県と同額の300円とする案も出ています。これに対し、郡市長は一定の理解を示しました。

郡仙台市長：
「県一律に300円で、仙台市の場合はその中の200円分は仙台市として地域の皆さんに喜んでいただけるように市民にお知らせしたい。観光施策の充実につとめたい」

また、議案の提出時期について県は9月以降としていますが郡市長は「最終判断はまだ」と述べ引続き、明言を避けました。