2005年に宮城県多賀城市の国道で飲酒運転のRV車が高校生の列に突っ込み、18人が死傷した事故から22日で19年です。当時、生徒を引率していた教諭が、事故現場を訪れ手を合わせました。

事故現場には22日朝、仙台育英学園高校の郷古武教諭が訪れ、亡くなった生徒を思い手を合わせました。郷古教諭は事故当時、生徒を引率していました。

仙台育英学園高校 郷古武教諭:
「ついこの間のことのように思い出されています。長いというか飲酒運転の事故を風化させないよう心がけて生活していた」

仙台育英学園高校 郷古武教諭

この事故は2005年5月22日午前4時過ぎ、多賀城市八幡一丁目の国道45号線でウォークラリーをしていた生徒の列に飲酒運転のRV車が突っ込み、仙台育英学園高校1年生の3人が死亡、15人が重軽傷を負ったものです。

TBC

21日は、事故発生時刻に合わせ警察による検問も行われました。県警によりますと、4月末現在、県内では飲酒運転による人身事故が11件発生し、前の年に比べ4件増えるなど依然として飲酒運転が後を絶っていません。