殺人未遂事件の発生を想定した緊急配備の訓練が行われ、宮城県警察が、初動捜査の連携を確認しました。

県警本部前で行われた訓練は、男女2人が刃物で刺される事件が起き、犯人たちは、犯行後に車で逃走したという想定で行われました。

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この緊急配備訓練は、配属から1ヵ月での連携を確認するために毎年この時期に実施されていて、23日は、県警本部の通信指令課や市内6つの警察署からおよそ200人が参加しました。訓練では、県警が導入した110番映像通報システムも使われ、通信指令室の様子も報道公開されました。

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宮城県警通信指令課 佐藤昭彦課長:
「緊急配備により早期に犯人を検挙するためには、県民の皆さまからの情報が大切であります。もしスマートフォンなどで状況を撮影できれば、映像を提供していただき、緊急配備に役立てたい」

宮城県警通信指令課 佐藤昭彦課長

県内では去年1年間で窃盗犯の逃走やひき逃げなどで93件の緊急配備が敷かれ、このうち23件で、配備中に犯人が摘発されたということです。