プロ野球・楽天イーグルスは22日夜のソフトバンク戦、2夜連続の2ケタ失点と厳しい結果となりました…。この大敗の要因と打開策を野球解説者の杉山賢人さんに聞きました。

前夜に21失点の記録的大敗を喫した楽天イーグルス、その心理的ダメージか昨夜も頼みの荘司が1回に、いきなり山川の先制3ランホームラン。ソフトバンク打線に捕まってしまいます。

さらにこの後もフォワボールでランナーを増やす悪循環。荘司は1回1アウトで想定外のノックアウト、ベンチで悔しさをにじませます。

ここから試合を立て直すべく早いイニングでマウンドを継いだのは松井友飛。しかしその松井も後続にタイムリーを許しさらに点差は広がるばかり。そして2回、再び4番の山川にホームランを打たれ結局12対0で敗れました。2夜連続の2ケタ失点、いずれも完封負けと意気消沈の楽天、救いは、まだシーズン序盤という事で、まず求められるのは投手陣の立て直し。tbc野球解説の杉山賢人さんに話を聞きました。

杉山賢人さん:
「個々の勝負する最後のボールが甘い。一軍で投げているピッチャーがうまくいかないのであれば二軍で調子のいいピッチャーを上げて使ってもいい。そこは試行錯誤していいと思います。古謝樹投手は最近(二軍で)よくなってきていると聞く、いろいろなピッチャーをつぎこんで継投していくのも一つの作戦です。”勝利の方程式”なんか言っている場合じゃないので、則本投手は抑えをやっていますけど、逆に一試合でもいいから先発して、チームの雰囲気を変えるという意味ではいいかと思う」

TBC

楽天は23日の休みを挟んで24日からホームで日本ハムと3連戦です。この悪い流れを断ち切れるか、先発予定の早川隆久投手のピッチングに注目です。