6月、仙台市内の空き家に侵入し、現金を盗んだなどとしてベトナム国籍の男5人が逮捕されました。男らは空き家を狙った窃盗グループだとみられています。

邸宅侵入と窃盗などの疑いで逮捕されたのはいずれも無職のファンドゥックタイ容疑者(26)とヌバンダット容疑者(27)らベトナム国籍の男、合わせて5人です。

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警察によりますとファン容疑者らは6月6日から20日までの間、泉区の70代の女性が所有する空き家に窓ガラスを割って侵入し現金100円が入った紙袋などを盗んだ疑いが持たれています。

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この事件の以前にも他県や仙台市内の空き家で同様の手口の窃盗事件があったことから警察が捜査していたところ、6月20日に市内で不審車両を見つけ逮捕に至りました。

警察の調べに対し、ファン容疑者は容疑を否認している一方でヌ容疑者は容疑を認めているということです。警察は5人が空き家を狙った窃盗グループとみて余罪を追及する方針です。

県内では今年に入り空き家を狙った邸宅侵入や窃盗事件がおよそ60件、確認されていて警察が関連を詳しく調べています。