沿岸の被災地を自転車で巡るイベント「ツール・ド・東北」が今年9月、4年ぶりに2日間の日程で開催されることになりました。
「ツール・ド・東北2023」は、宮城県の石巻専修大学をスタート・ゴールに、今年9月16日と17日の2日間の日程で開催されます。
16日は、奥松島をグループで巡る1コースが、17日は、南三陸町や気仙沼市などの65キロから210キロまでの4つのコースが用意されます。
沿岸被災地を自転車で巡る「ツール・ド・東北」は、復興支援のため2013年に始まりました。コロナ禍で2020年は中止となり、おととしと去年は、規模を大幅に縮小しての開催となりました。2日間の日程で、奥松島や気仙沼までコースを拡大するのは、4年ぶりです。
ツール・ド・東北実行委員会 一力雅彦委員長:
「被災地の今、新しい魅力をサイクリングを通じて発信していきたいのと同時に地元の皆さんとの交流を深めたい」

参加者はおよそ2100人を予定していて、3月28日に公式サイトで詳細を発表します。