今年のゴールデンウィークに仙台空港を利用した人の数はおよそ9万8000人で、新型コロナの規制緩和などの影響で去年から2割以上増えました。

仙台国際空港によりますと、4月28日から5月7日までの10日間に仙台空港を利用した人の数は9万8034人で、去年の同じ時期と比べ1万7311人、21.4%増えました。

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国内線は9万2610人で14.7%増え、去年、全ての路線が運航を取りやめていた国際線は今年5424人が利用しました。

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仙台国際空港は、マスクの着用が個人判断となったことや5類への移行の決定が長距離移動の需要を後押ししたと分析しています。

しかし、コロナ禍前の2019年と比較すると今年の旅客数はマイナス25.8%で、まだ当時の水準には戻っていません。仙台国際空港は、観光需要の高まりや国際線の更なる再開などにより、旅客数は今後も伸びていくと見ています。