大学生のメイクの悩みを解決しようという講座が29日、仙台市内で開かれました。この春入学した1年生を中心に学生たちが、メイクの仕方や自分に合った色について学びました。

講師:
「両頬を拭いたら、次は額を丸みに合わせて拭きます」

TBC

東北大学の学生団体が主催し化粧品大手・資生堂の協力のもと仙台市内で開かれたメイク講座。この春入学した1年生を中心に、東北大学の学生20人が集まりました。

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これまでメイクの習慣がなかった田口菜央さんは、日々のメイクに悩む1人です。

東北大学 田口菜央さん:
「高校の頃は校則が厳しくてほとんどメイクをしてこなかった。大学に入って周りがメイクをして可愛い姿を見て、自分の今のメイクが大丈夫なのか、不安になって来た」

東北大学 田口菜央さん

学生たちは自分に似合う色を判定する「カラー診断」を行ったあと、ファンデーションやマスカラ、口紅の塗り方などを学びました。

東北大学 田口菜央さん:
「難しいです、左右対称に描くのが」

メイクを終えた学生たち。鏡で自分の姿を見た感想は?

女子学生:
「すっぴんの状態から顔が色づいていく感じとかがすごく楽しく、前向きな気持ちになれる。メイクを学ぶ機会はあまりないので、学ぶ機会が与えられて良かった」

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ここ最近、メンズメイクも注目されているということで、29日は男子学生も参加していました。

男子学生:
「メイク難しすぎだろと思った。就活の時とかにやってみてもいいかなと思った」

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「自分のメイクに不安がある」と話していた田口さんも明るい表情を見せていました。

東北大学 田口菜央さん:
「自分の似合う色を知ってメイクするとこんなに変わるんだと思ってびっくりした。初めてメイクを教わったので難しかったんですけど、メイクが本当に楽しくて、今後自分でもたくさんやってみようと思った」

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メイク講座は去年に続き2回目の開催で、主催した学生団体は「今後も続けていきたい」と話していました。学生の皆さん、明るい表情になっていたのがとても印象的でしたね。マスクを外して人と会う機会もどんどん増えていくと思いますのでこうしたメイク講座の需要は高まっていきそうです。