宮城県南三陸町で31日、今シーズンのウニ漁が解禁されました。初日は、去年よりもおよそ480キロ多い水揚げとなり浜は活気づきました。

ウニ漁が解禁となったのは南三陸町戸倉地区の海域です。

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午前5時の解禁に合わせ一斉に漁船が繰り出しました。そして、漁師が箱メガネで海底をのぞきながら先端にカギのついた竿を操って次々とウニを引き揚げていました。漁を終えると集荷場にはカゴいっぱいのウニが水揚げされ、1キロあたり去年より30円高い530円で取り引きされました。

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漁師:
「(解禁が)いつもよりも若干早い。水温が高いからか身入りがいいということで、ようやくきょう揚げることができて大変結構です」

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初日は、去年よりおよそ480キロ多い1250キロのウニが水揚げされ、仙台や東京の市場に出荷されました。ウニ漁は、7月末までにあと5〜6回行われるということです。