豆苗など発芽野菜の国内最大規模の生産施設が宮城県大郷町に完成しました。施設は、2019年と去年の豪雨被害のため、当初の計画より3年遅れで完成し来月から本格稼働します。

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大郷町大松沢に完成したのは「村上農園宮城大郷生産センター」です。16日は、町の関係者らおよそ50人が出席し、施設の完成を祝いました。広さおよそ1万5000平方メートルある生産センターは、広島市に本社がある村上農園が、東北地方の生産拠点として総事業およそ15億円をかけて建設しました。豆苗やカイワレ大根などの発芽野菜を栽培し、東北や関東に出荷します。2019年と去年の豪雨による浸水被害によって完成が当初の予定より3年遅れ、水害対策として土地をおよそ1メートルかさ上げして整備されました。

村上農園 村上清貴社長:
「万が一、一部浸水することがあっても決定的な問題にならないような状況で準備ができた。そういった意味で災害に強い生産施設になった」

 

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生産センターは、発芽野菜の栽培施設としては国内最大規模で、年間およそ20億円の売上げを目標に来月から本格稼働します。