宮城県加美町で3日、水難事故を想定した訓練があり、地元の高校生や消防隊員が川で溺れた人を救助する手順を確認しました。

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訓練は、加美町の鳴瀬川で4人乗りのカヌーが転覆したという想定で行われ、中新田高校の生徒や消防隊員らおよそ60人が参加しました。訓練では、授業でカヌーに乗っていた高校生と国際交流員が溺れている人を発見し、浮き輪を使って助けました。このあと、通報で現場に駆け付けた消防隊員が救命ボートなどを使って溺れた人を救助しました。

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参加した高校生:
「実際にあった場合は落ち着いて行動して協力し合って人を助けることが大切だと思う」
加美消防署 檜野靖救助隊長:
「訓練を通して(救命)ボートの取り扱いや捜索などをスムーズにできるようにしたいと考えている」

訓練は、加美消防署が今回初めて行ったもので、参加した隊員たちは水難事故に備え、救助の手順を確認していました。