2023年7月、仙台市内のパチンコ店で遊戯中の男性を切りつけたとして殺人未遂の疑いで逮捕された男性について、仙台地方検察庁は4日不起訴処分としました。

不起訴となったのは、大和町吉岡の無職の男性(21)です。男性は、2023年7月26日、仙台市泉区のパチンコ店で遊戯中の男性を斧で切りつけ、けがを負わせたとして殺人未遂の疑いで逮捕されていました。男性は当時、取り調べに対し「斧で殺そうと思った」と容疑を認めていました。

仙台地検は、男性の刑事責任能力の有無を調べるため、鑑定留置を11月30日まで行っていましたが、4日付けで男性を不起訴処分としました。仙台地検は不起訴の理由について「犯行時の精神状態などを考慮した」としています。