今年9月、仙台市内の路上で歩いていた10代の女性にわいせつな行為をしようとしけがをさせたとして、不同意わいせつ傷害の疑いで逮捕された男性について、仙台地方検察庁は11月30日、不起訴処分としました。

不起訴となったのは、仙台市青葉区錦ケ丘の介護職員の男性(35)です。男性は、今年9月28日夜、仙台市内の路上で、歩いていた10代の女性の体を触ったうえ左手に捻挫などのけがをさせた疑いで逮捕されていました。警察は、被害者保護の観点から男性の認否を明らかにしていません。

仙台地検は11月30日に男性を不起訴処分としていて、理由について「事件に関する一切の事情を考慮した」と説明しています。

一方、男性は今年9月25日に青葉区内の路上で別の10代の女性に対する不同意わいせつ傷害の疑いで逮捕されていて、この事件ではすでに起訴されています。