EU=ヨーロッパ連合は、ウクライナとの安全保障協定を結びました。ウクライナが将来的に攻撃された場合、24時間以内に必要な支援について協議するなどとしています。

ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、EU首脳会議が行われているベルギー・ブリュッセルを訪れ、EUのミシェル大統領らと安全保障協定に署名しました。

協定では、ウクライナへの武器供与や軍事訓練の継続など9項目に加え、ウクライナが将来的に攻撃を受けた場合、24時間以内にウクライナへの支援について協議すると明記されています。

ウクライナは25日にEUとの加盟交渉を開始したものの、ロシアとの戦闘が続く中、加盟への道のりは長くなるとみられています。

協定は「ウクライナがヨーロッパの道を歩む限り有効だ」としています。