ボーイングが中国顧客に航空機引き渡し−4月の関税発動以降では初

TBS CROSS DIG with Bloomberg6/16(月)11:13

(ブルームバーグ):米ボーイングが中国の航空会社に航空機を納入したことが分かった。中国の顧客への引き渡しは、トランプ大統領による4月初めの関税措置発動以降では初めて。米中関係の雪解けの兆しとみられる。

フライト追跡サービスのフライトレーダー24のデータによると、吉祥航空のボーイング製ワイドボディー機「787−9ドリームライナー」は13日に米シアトル北部のペインフィールド空港を離陸し上海浦東国際空港に向かった。

ボーイングからの同機引き渡しの予定は、中国政府による米国への報復措置を理由に見送りになっていた。今回の動きで、年内に予定されている中国向けの50機の引き渡しが一時的に再開された形だ。

吉祥航空とボーイングの担当者はいずれもコメントを控えた。

インドで241人が死亡した墜落事故の対応に追われるボーイングにとって、世界最大の航空機市場の一つである中国に向けた納入再開は追い風になる。航空機の納入は、航空会社が代金の大部分を支払うタイミングであるため注視されている。

このほか、アモイ航空向けの主力旅客機「737MAX」が今月9日、中国東部の舟山にあるボーイングの納入拠点に到着した。

フライトレーダー24によると13日には「737−8MAX」がシアトルのキング郡国際空港からハワイに向かった。ハワイは、中国の舟山にあるボーイングの最終工程センターに向かうルートの中継地点。

原題:Boeing Delivers First Jet to China in Tariff War Reprieve (1)(抜粋)

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