きのう(11日)は、九州南部で統計史上2番目に早い梅雨入りとなりましたが、その他の各地も記録的に早い梅雨入りになる可能性があります。16日(日)以降、西日本を中心に大雨の恐れがあるため注意が必要です。

九州南部 統計史上2番目に早い梅雨入り

今年(2021年)の梅雨入りは、各地で記録的に早くなる可能性があります。きのう(11日)は、九州南部で平年より19日も早く、統計史上2番目に早い梅雨入り(1位:1956年5月1日)となりました。一方、先週(5月5日)梅雨入りした奄美地方や沖縄地方は、早くも梅雨の中休み。きょう(12日)は、石垣島など八重山地方を中心に所々で30℃以上の真夏日となりました。これは、夏の太平洋高気圧が平年より強く、日本の南まで張り出しているためです。沖縄は梅雨明けしたかのような夏空が広がる一方、梅雨前線は本州付近まで押し上げられ、西日本や東日本では梅雨の走りのような天気となっています。

5月中に続々と梅雨入りか?

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この先も、南の太平洋高気圧の勢力が強く、梅雨前線は本州付近に停滞しやすくなる見込みです。あす13日(木)は、東海や関東など東日本を中心に雨。14日(金)〜15日(土)は、一旦、前線は本州の南に下がりますが、16日(日)以降は再び北上。前線や湿った空気の影響で西日本を中心に大雨となる恐れがあります。このタイミングで、西日本や東日本では梅雨入りの可能性がありそうです。もし、16日(日)に梅雨入りとなれば、四国や近畿などでは、統計開始以来最も早い梅雨入りとなります。また、もう少し先の話になりますが、21日(金)〜22日(土)も日本海側を中心に大雨となる予想が出ています。いずれにしても、今年は各地で雨の季節が記録的に早まる可能性があるため、最新の情報をチェックするようお願いします。

早めの備えを

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梅雨入りは大雨に備えるために発表しています。気象台の梅雨入りの発表は「速報値」で、9月初めに実際の天気経過を考慮し確定値(統計値)を発表します。天気は移りゆく存在。この日から梅雨だと線引きはできません。梅雨入りの「日にち」にこだわるより、雨の季節を前に側溝の掃除など、早めに備えておきましょう。