福岡市の空に3日(土)夕方、きれいに波打っているような形の雲が現れました。これは「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」という名前がついている雲です。

波打つ雲の正体は?

写真は3日(土)の夕方5時頃、福岡市早良区の日本気象協会九州支社から撮影したものです。北側の空に東西に延びる雲が、きれいに波打つような形になっているのが確認できました。新たな波が現れたり、それぞれの波はゆっくりと西から東へ移動したりして、形を少しずつ変える様子が見られました。
このような波打つ形の雲は、「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」という名前がついています。

「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」が現れる条件

「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」は、
・温度や湿度などが異なる空気の層が上下に接している
・空気の層の上下で、風の向きや速さが異なっている
といった条件がそろった時に見られることがあります。
空気の層の境目が不安定な状態になることによって、雲がこのような波打った形になるもので、珍しい雲であるといえます。