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きょう1日午後の東海地方は、にわか雨や雷雨となる所があるでしょう。落雷や突風、ひょうに注意して下さい。また、山や川のレジャーにお出掛けされている方は、空模様の変化に注意が必要です。今どこで雨が降っているか、この後、どこで雨が降るかなど、雨雲レーダーを活用して、早め早めの行動を心がけましょう。

午後は大気非常に不安定 天気の急変に注意

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上空にこの時期としては冷たい空気が流れ込んできています。このため、午後は大気の状態が非常に不安定になる見込みです。次第に、岐阜県の山地を中心に雨雲や雷雲が発達してくるでしょう。標高2000m以上の山岳では雪の可能性もあります。山や川のレジャーにお出掛けされている方は、空模様の変化に注意して行動するようにしましょう。

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は大きく3つ挙げられます。
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難して下さい。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の可能性がありますので、ご注意下さい。

名古屋市内でも、今夜は、にわか雨の可能性がありそうです。洗濯物の干しっぱなしには注意が必要です。夜のはじめ頃まで、にわか雨や雷雨となる所がありますが、夜遅くには、全般に晴れる見込みです。

雨が降るのはいつ? ゴールデンウィーク この先の天気

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ゴールデンウィーク後半の雨が降るタイミングは、東海地方では少し遅くなってきました。
【2日(火)】あすは、高気圧に覆われて、スッキリと晴れるでしょう。大気の状態もきょう1日より安定するため、にわか雨の心配もなさそうです。
【3日(水)〜5日(金)】日を追うごとに湿った空気が入りやすくなる見込みです。3日(水)から4日(木)は薄雲が中心で、5日(金)は雲が少し厚みを増すでしょう。ただ、薄日がさしたり晴れ間の出る時間もあり、雨の心配はまだないため、まずまずの行楽日和が続く見込みです。

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【6日(土)】日本海に前線がのびて、それまでよりも湿った空気が入りやすくなるでしょう。朝からどんよりとした曇り空で、山地を中心に所々で雨が降る見込みです。ただ、日中いっぱい広い範囲での雨はなさそうです。
【7日(日)〜8日(月)】前線に伴う雨雲が本州付近を通過するため、広く雨が降るでしょう。連休最終日の7日(日)は、一日を通して雨で、8日(月)の朝頃にかけて雨が続く見込みです。降っている時間が長く、発達した雨雲が通過する可能性もあって、雨量も多くなりそうです。連休最終日に行楽地から自宅に帰る際は、最新の気象情報を確認するようにして下さい。

ゴールデンウィーク この先の気温は?

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6日(土)にかけて、所々で汗ばむ陽気となりそうです。まだ暑さに慣れていない時期ですので、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。屋外のレジャーの際は、日傘や帽子を忘れずにお持ち下さい。汗を大量にかいた際は、適度な塩分補給も忘れないようにしましょう。熱中症に気をつけながら、楽しく連休をお過ごし下さい。
また、気象庁からは、高温に関する早期天候情報も発表されています。農作物の管理にも注意して下さい。