東海地方は、土日は貴重な晴れ間となり、汗ばむ陽気となるでしょう。運動会が開催される学校では、子供はもちろん保護者も熱中症対策、紫外線対策をしっかりしましょう。来週からは雨の日が多くなり、大雨になる可能性があります。台風2号の今後の動きに注意が必要です。

土日は貴重な晴れ間 日差しを有効に

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この土日は、気圧配置に大きな変化はありませんが、きょう26日よりも、湿った空気の影響が小さくなるでしょう。このため、きょうよりも日差しが出る時間が長く、晴れ間もありそうです。最高気温は25℃以上の夏日となる所が多く、汗ばむ陽気が戻ってくる見込みです。また、紫外線は土日ともに「強い」・「非常に強い」予想の所がほとんどです。
運動会が開催される学校では、子供はもちろん保護者の方も、紫外線対策と熱中症対策をしっかりとしてお過ごしください。

来週から雨の日が多くなる

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来週は、天気の傾向がガラリと変わりそうです。前線が本州付近に延び、暖かく湿った空気が入りやすい状態が続く見込みです。29日(月)以降は雨が降りやすく、長雨や大雨となる可能性があります。東海地方の梅雨入りの平年は6月6日頃(昨年2022年の梅雨入りは6月14日頃)ですが、週明けの雨のタイミングで、今年は平年よりも早く雨のシーズンを迎えそうです。
※台風も「低」として表示しています。

台風2号 東海地方への影響は?

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台風2号の動きはまだ定まっていませんが、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むタイミングで、台風が遠く離れていても影響を受ける日がありそうです。29日(月)以降は、局地的な大雨や竜巻などの突風に注意が必要です。来週後半になると、台風が本州の南岸を東寄りに進む可能性があり、台風本体の活発な雨雲がかかることも考えられます。こまめに最新の情報を確認するようにしてください。

大雨の備え

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大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。